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失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通える?

更新日:2022年10月16日

失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通いたいと考えたことはありませんか?失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通うことが可能か調べた内容をまとめていきます。

失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通うことはできる

結論から言うと、失業保険を貰いならがらプログラミングスクールに通うことはできます。
但し、失業保険をもらうためには条件があるため、その条件を満たすことができればともらえます。
一方、条件に該当しないと判断された際には、失業保険をもらうことができません。

失業保険をもらうことができる条件

ハローワークインターネットサービスによると、失業保険をもらうことができる条件は下記2つです。

ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力によっても、職業に就くことができない「失業の状態」にあること。


離職の日以前2年間に、被保険者期間(※補足2)が通算して12か月以上あること。ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合でも可。

参照:基本手当について

いくつか難しい言葉があるので、わかりやすい言葉でまとめると、下記2つの条件になります。
① ハローワークに行き、就職しようという意思があり、就職できる状態であるにも関わらず、就職できていない
② 自己都合退職なら過去2年以内で12ヶ月の雇用保険の加入。解雇や倒産などの会社都合退職なら過去1年以内で6ヶ月の雇用保険の加入。

失業保険をもらうためには、働く意思があり、いつでも働ける状態にあることが必要です。また、いつでも働ける状態とは、1週間で20時間以上働く時間を確保できる状態のことです。
また、一定期間雇用保険に加入している必要があります。

プログラミングスクールに通いながら失業保険をもらうには?

失業保険をもらうには就職する意思があり、いつでも働ける状態にあることが条件の1つとなっています。そうなると、プログラミングスクールに通うことは不可能では?と思われるかもしれません。
ただ、下記のような意欲を示すことができれば、失業保険を貰いながら、プログラミングスクールに通える可能性があります。

プログラミングスクールに通いつつ、就職活動を行い、仕事が見つかった場合には働く意思がある

注意すべき点としては、プログラミング学習に専念するために、就職活動を行わないと伝えてしまうと失業保険をもらえる条件を満たさず、もらうことができません。

本当にもらえるの?と不安に思っている人もいるかもしれませんので、実施にもらえた人の事例を紹介しておきますね。

失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通う際の注意点

失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通う際の注意点についてまとめていきます。

失業保険がもらえないケースもある

プログラミングスクールに通いながら失業保険がもらえたケースがある一方で、もらえないケースもあるようです。
もらえるケースもあるため、伝え方で変わるかなと思われます。

職業訓練でプログラミングを学習すれば無料でプログラミング学習ができる

失業保険をもらっている人は職業訓練を受けることができます。
そして、職業訓練の中にはプログラミングコースもあり、このプログラミングコースを使って学習を行えば、無料でプログラミング学習ができます。
プログラミングスクールと習う内容は異なる場合もありますが、プログラミング言語にこだわりがないのであれば、職業訓練で学習するのも1つの方法です。

失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通うことはできるが注意は必要

ここまでで失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通うことについてまとめてきました。結論としては、失業保険を貰いながらプログラミングスクールに通うことはできますが、もらうための条件を満たすためには、伝え方に注意が必要なようです。

また、いつでも就職できるようにしておく必要があるため、状況によってはプログラミングスクールを途中で辞めて、就職する可能性も考慮に入れておいた方がよいでしょう。

確実に無料でプログラミングを学習したいのであれば、職業訓練を利用する方が確実です。