【東京限定】未経験からエンジニアを目指すならデジタル人材育成支援事業もあり
更新日:2023年01月09日未経験からエンジニアを目指したい!でもプログラミングスクールに通うお金もないからどうしよう…
そんな人に選択肢の1つとして考えてもらいたいのが、東京都デジタル人材育成支援事業のプログラミングコースです。
はじめて知った方もいるかと思いますが、この機会に理解を深めてチャンスがあれば、トライしてみてくださいね。
東京都デジタル人材育成支援事業とは?
東京都が今後ますます必要となるデジタル人材の育成を目的として行っている事業です。具体的には、就職希望者向けにITスキルを身につけてもらうための講座を行い、社会人として働けるビジネス知識を付けてもらった後に、転職活動までサポートしてもらうことができます。
知識0の状態から転職までまるっとサポートしてくれる育成事業です。しかも、全て無料で受けることができます。
東京都デジタル人材育成事業で学習できることは?
デジタル人材として活躍するために必要なスキルとしてITインフラやプログラミング、アプリ開発などの学習が可能です。受講するコースや運営している会社によって内容は異なりますので、受講時には希望のコースはどれか確認してから申し込むようにしましょう。
東京都でデジタル人材育成事業を行なっている会社とコースは、下記のようなものがありました。
運営会社 | コース |
---|---|
アデコ | プログラミングコース ITインフラコース アプリケーション開発コース ITインフラ・クラウドコース |
ワークポート | プログラミングコース ITインフラコース ハイブリッドコース |
2東京都デジタル人材育成支援事業を利用するメリット
東京都デジタル人材育成事業を利用するメリットを解説していきます。
なんと言っても無料
無料でプログラミングの学習から転職まで目指すことができるのが最大のメリットと言えます。プログラミングの学習には、独学で行わない限りはお金がかかります。その金額も安いものではなく、プログラミングスクールに通う場合には、少なくても10万円程度は掛かるスクールがほとんどです。
そんなプログラミングの学習が無料でできるのは、この事業を活用する最大のメリットです。
転職支援もあるので、スキルの持ち腐れになりにくい
転職サポートもついているので、転職活動も安心ですし、せっかく身につけたスキルを活用するチャンスも作りやすいです。
プログラミングスクールや独学の場合は、転職活動は自力で行わなければならない場合もあり、失敗に繋がることも。そんな不安も相談できる相手がいるので心強いです。
職業紹介会社が運営しているため、転職先は豊富にあり
この事業の講座や転職サポートを行なっているのは、アデコやワークポートといった職業紹介事業会社です。彼らは日々多くの人へお仕事を紹介していますので、お仕事先候補がたくさんあることはもちろんのこと、これまでの職業紹介実績もあるのがポイントです。学習した内容に基づいて就業先を決めやすいでしょう。
東京都デジタル人材育成支援事業のデメリット
一方、デメリットについてもまとめていきます。
年齢制限あり、かつ求職中または非正規雇用の方のみ参加可能
この事業でプログラミング学習から転職を目指す際の最大のデメリット・壁は、参加するための条件が設定されていることにあります。
年齢は訓練開始時点で原則35歳以下のみが対象です。また、仕事探しまでがセットになっているため、求職者または非正規雇用の方でお仕事を探している方が対象となります。
日中の学習への参加が必須
この事業に参加して受ける講座は基本的に平日の9:30 ~ 17:30で行われます。そして、この時間の講座への参加は必須です。そうなると必然的に日中働いている方の参加はかなり難しいものになってきます。
また、非正規雇用の方で希望している方でもこの時間帯の参加が必要になるため、職場の方とうまく調整をしないと参加が難しいです。
現実的に考えると、非正規雇用の方でもかなり参加条件は厳しいものと思われ、離職している方が受講することが前提の事業のように思われます。
就職・転職することが前提
学習目的ではなく、転職・就職目的の事業となっていますので、学習のみ行いたい人は受講できません。
東京都デジタル人材育成支援事業への参加条件
先ほど既にいくつかの条件については触れていますが、本事業へ参加するためには、下記の条件を満たす必要があります。
- 原則35歳以下(訓練開始時点)
- 求職中または非正規雇用で就業中
- 2 ~ 3ヶ月の講座への参加が可能な方
- 都内へのIT関連業界への正社員就職が希望の方
35歳まででIT業界への転職希望がある、時間に融通が効く方が対象となっています。
東京都デジタル人材育成支援事業に関するよくある質問
よくある質問についてまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
日中の講座へ参加ができる場合は、利用可能です。
複数のコースは利用できません
都内のIT関連業界への就職希望があれば、利用することは可能です。
職業訓練と異なります。大きな違いは35歳までが対象になっているのに対し、ハローワークの職業訓練では年齢制限はありません。
無料で時間があるなら、選択肢の1つになるかも?
東京都デジタル人材育成支援事業についてまとめてみました。条件はいくつかありますが、無料で学習から転職まで目指せるすごい制度です。また人材支援会社が運営していることもあり、就業先を探しやすいのもポイントと言えるでしょう。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。