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未経験からWebエンジニアを目指す際にあると良い資格まとめ

更新日:2021年12月31日

結論:取得しておくと良い資格はこれ

基本情報技術者試験
PHP、Ruby、Javaの求人をお探しの場合は、言語に関する資格を追加で取得しておくのが良いでしょう。

取得しておくと良い各資格の概要

基本情報技術者試験

IT人材となるために必要な知識の習得を目的とした国家資格の1つです。プログラミングに関する知識だけでなく、コンピューターやネットワーク、セキュリティ、プロジェクトマネジメント、法務など幅広い領域の知識を学習、習得することができます。
同僚のエンジニアや他の人と話す際にあなたがどの程度の知識量があるかを示す指標になるので、取得できるのであれば、取得しておくのがおすすめです。
試験は、年に2回実施でCBT方式となります。近年の合格率は40%程度となっており、簡単ではないですが、勉強すれば合格できない試験ではありません。
ITスキルレベルを示すITSSはレベル2に該当します。

PHP技術者認定初級試験

PHPの技術レベルを問うための試験です。
初級、準上級、上級の3段階でレベルが分けられています。未経験からエンジニアとして働き始める際には、初級または準上級を取得しておくのが良いでしょう。初級よりも準上級の方がより良い評価を得られますので、なるべく高いレベルのものを取得するのが良いです。
初級はITSS レベル1、準上級はITSS レベル2に該当します。

Ruby技術者認定試験

Rubyの技術レベルを問うための試験です。
Rubyをベースとしてシステムの設計、開発の技術力が一定あることを試すための試験ですので、取得しておくことで技術力のアピールにつながります。レベルは、シルバーとゴールドの2段階があり、シルバーを取得しておくと他の人との差別化につながるでしょう。
Ruby シルバーでITSSレベル1となります。

Oracle認定Java資格

Javaの技術スキルを確認するための試験です。ブロンズ、シルバー、ゴールドの3段階に分かれており、技術スキルによりランクが分かれています。未経験からJavaを扱うエンジニアを目指す場合には、ブロンズの取得を目指すのが良いでしょう。ブロンズのレベルとしては、上級者の指導の元で開発作業ができるレベルに設定されているため、初心者が取得するには適した資格です。
尚、シルバーの取得まで目指せるのであれば、より良いでしょう。

余裕があるのであれば取得しておいても損はない資格

ウェブ・セキュリティ基礎試験(徳丸基礎試験)

IT関連事業に従事している人向けのウェブのセキュリティに特化した試験です。エンジニアだけでなく、IT関連事業従事者向けの試験となっており、初心者や経験が浅い人、これからセキュリティの勉強を始めたい人に向けた試験です。
ウェブへの攻撃や複雑化は日々進化しており、セキュリティの重要度は益々高まっています。
そのため、取得しておくことで一定のセキュリティに対する理解があることを証明できます。
また、セキュリティ観点のある開発や指摘ができるようになることが期待できます。

資格がないと転職できないか?

そもそもの話ですが、資格がないと転職できないのでしょうか?結論として、資格がなくても転職可能です。
ただし、資格があることで勉強していることの証明になったり、必要な知識を補完したり、同僚とのコミュニケーションがスムーズに行われたりなどのメリットがあるでしょう。一方で、未経験であるならば資格の取得よりもプログラミングをして、コードに対する理解を深めてほしいといった意見もあるため、資格試験対策メインでコードを書かない時間が増えるのは却ってマイナスになることもあり、注意が必要です。